皆さんは「ワンドロ」をご存知でしょうか?
ワンドロとは、ワンアワー(1時間)でドローイング(描く)するという略称です。
また、お絵描き60分一本勝負とも言われています。
ツイッターでワンドロのイラストを投稿されているものを、一度は見たことがある方もいるんではないでしょうか?
ここで皆さんに質問です
「ワンドロと聞いて皆さんはどんなイメージをされますか?」
「ワンドロは難しそう」
「時間内に描けるか不安」
など、まだワンドロを一度もやった事がない方は不安要素も沢山あると思います。
そこで今回は、『なるべく無理のない範囲でのワンドロに挑戦』をモットーに
「時短テク」「時間配分に関して」も一緒に解説していきます。
ワンドロとは?
1時間以内に絵を完成させること
記事の冒頭でもお話した通り、ワンドロとは、ワンアワー(1時間)でドローイング(描く)するという略称です。
また、お絵描き60分一本勝負とも言われています。
ワンドロ以外にもツードロ(2時間で描くこと)サンドロ(3時間で描くこと)などもあります。
ワンドロで上達する方法【良いところ・大変なところ】
ワンドロで上達する方法に関しては下記の記事で紹介しています。
ワンドロの良いところ・大変なところも説明しています。
1時間で絵を描く上での時間配分
普段描く工程から時間配分を考えてみよう
イラストを描く上で沢山の工程があります。
1・構図を考える
2・ラフを考える
3・下書きをする
4・線画をする
5・色を塗る
6・仕上げ(加工など)する
上記を全部やっていくと、1時間では収まらないと思うのでどこかを削らないといけなくなります。
ここで時間配分を考える1つの手として、絵を描く上でどの工程が好き・得意などありますでしょうか?
例えば、「構図は早く浮かぶ」「色塗りが好き」など
好きや得意な部分の工程は時間配分を短く、それ以外は時間配分を長めにとるなど工夫して考えるのも良いと思います。
よくやる時間配分の例
線画と塗りに時間を使いたい場合の例
普段筆者がやっている時間配分の例をお見せします、1つの参考として見ていただけると幸いです。
線画と塗りに時間を使いたいのでそれ以外の工程を削ったり、なくしたりします。
上記の図のように、少し削るだけで描く工程が少なくなります。
ワンドロの場合の工程
1・構図を考える(数分)
構図を考えるときは、ふと思いついたポーズなどを描くことが多いです。
もしすぐに浮かばない場合は、ありきたりなポーズを描くようにしています。(例:ピースをしている、上目遣いなど)
2・ラフと下書きを考える
ラフと下書きは一緒にやることが多いです。
3・線画をする
線画は時間をかけることが多いです。
4・色を塗る
線画と同じく、塗りと線画は一番時間配分が長いです。
5・仕上げをする(簡単な)
仕上げといっても、簡単なグラデーションや装飾を+して描くことが多いです。
頭の中で時間配分の図をイメージして描くとスムーズにいきます
1時間の時間配分を図で表すとこのような形になります、この時間配分を頭の中でイメージしてワンドロをしていく形です。
1つの参考として見ていただけると幸いです。
ワンドロをやる上での時短テク3選
イラストの資料はワンドロを始める前に準備しておこう
一時創作、二次創作どちらともワンドロで使う資料などは、始める前に準備しておくのが良いです。
ワンドロ中に資料を探したりすると、資料探しに時間が削られてしまうので、なるべく始める前に準備しよう!
いつも描いている絵柄でワンドロしよう
1時間しかないので、普段から描いている絵柄や描き方でワンドロに挑戦するのが無難かなと思います。
また描きやすい構図を狙って描くのも1つの手だと思います。
素材などを使おう
「ちょっとイラストが物足りないな」「何か付け足したいな」などの時は無料素材やクリスタの素材など、活用しよう。
ワンドロの効果とは?
時間配分を考えて描くようになる
普段イラストを描くとき、時間を決めて描くことはありますでしょうか?
趣味絵などだと、時間を決めて描く方はあまりいないかと思います。
けど、依頼をされて描くイラストは納期があるので、時間を意識して描くことになると思います。
ワンドロは時間を意識して挑戦するので、実践としても良いと思います。
描くのが早くなる
何回もワンドロを描いていくと自然に手が早くなってきます、個人差はあるとは思いますが、自分のペースで挑戦してみよう。
ワンドロ専用のハッシュタグを利用しよう
イラストハッシュタグを利用しよう
ワンドロが完成した後SNSに投稿する際に、ワンドロ専用のイラストハッシュタグを利用するのもおすすめです!
二次創作などだと、専用のハッシュタグがあったりしますので、ぜひ検索してみてください。
なるべく無理のない範囲でのワンドロに挑戦
いつも通りにイラストを描く
なるべく無理のない範囲でのワンドロに挑戦する方法は、いつも通りに描くことです。
時間配分などは考えて描かないといけないのですが、決して1時間以内に絶対描かないとダメ!など決まりはありませんので
ワンドロとして描いていたものが、そのまま普通にイラストを描くことなんてこと筆者はよくあります。
楽しく、ワンドロに挑戦してみよう!