チビキャラの下書きから完成までを全部お見せします!
イラストメイキング紹介です。
こんな方にオススメの記事です。
『どうやってイラストが完成するのか』
『チビキャラを描きたい』
『イラストを描いてみたい』
『メイキングを見たい』
そして『チビキャラを描く上で意識していること』も一緒にご紹介いたします。
絵を描く前の準備
テーマを決めよう
絵を描く前に、何のイラストを描くかテーマを決めてから絵を描くとスムーズです。
もしテーマが浮かばなかったら、季節ものを描くのも良いと思います。
資料を前準備しておく
テーマを決めたら、その絵に必要な資料を準備しときましょう。
三つ編みの女の子なら、三つ編みの資料など
1・下書き
おおざっぱに線で描く
テーマが決まったら、ポーズや構図を考えながら、おおざっぱに線を描いていきます。
おおざっぱに描きながら、ポーズを固めていきます。
ブラシはCLIP STUDIO PAINTの『SUクリームペンシル』を使っています。
2・線画
下書きをなぞって線画を描いていく
下書きが完成したら、線画を描いていきます。
下書きの段階だとおおざっぱに描いているので、クリンナップしながら線をひいていきます。
曖昧な線のところは、再度下書きを描いてから線画におこしています。
ラフの良さをなくさないように線画にしていくのが大切ですが、難しい部分でもあります。
ブラシは下書きの時と同じく、CLIP STUDIO PAINTの『SUクリームペンシル』を使っています。
3・下塗り
下塗りを塗っていく
線画が完成したら、下塗りです。
下塗りは塗りの土台になるので、綺麗に塗っていきましょう。
自動選択で塗ると、線の先にスキマが出やすいので、そこもちゃんと塗りつぶすと丁寧な絵になります。
自動選択で塗ると、赤い丸の中のように線の先にスキマが出やすいので、そこもちゃんと塗りつぶすと丁寧な絵になります。
ブラシは『SAI風ブラシ』を使用しています、使いやすいブラシで塗るのが良いと思います。
4・塗り
好きに塗っていこう
下塗りが完成したら、塗りに入っていきます。
この作業が好きな方も多いのではないでしょうか?
このイラストはデフォルメでもあるので、影1、影2でざっくりと塗っています。
ブラシはCLIP STUDIO PAINTの『主線も水彩も厚塗りも一本でやる怠けものブラシ』を使っています。
5・線の色を変える
ちょっとした工夫で雰囲気が変わります
塗りが完成したら、線の色を変えます。
なぜ、線の色を変えるかというと塗りと馴染ませる為です。
しかし作品によってパキッとした黒の線が似合うイラストもあれば、雰囲気を柔らかくしたい場合は線に色を入れたり様々です。
このイラストの場合は、髪の毛、服、体、目の色で線を変えています。
6・加工
加工も色々な方法があります
ここまできたら、完成が見えてきました!
『何か物足りないな』、『何か付け足したいな〜』と感じたら、簡単にできる『加工』がオススメです。
加工も色々な方法があります、オーバーレイや加算やグラデーションなどなど・・・。
このイラストでは、よく見るとザラザラしたような加工を入れています。
この加工の良いところは、アナログっぽく見える所と柔らかい雰囲気を感じれるイラストになることです。
このイラストの加工はCLIP STUDIO PAINTの『パーリンノイズ』を使っています。
下書きと完成の比較
下書きと完成を比較で見てみる
完成しました!
下書きと線画を比較してみました、今回はそこまで線画のイメージから変わることはなかったのですが
描くものやその時によって、修正や描き足しをする場合が多々あります。
最後に
今回使用したソフト・ブラシ紹介
今回使用したお絵かきソフトはCLIP STUDIO PAINTです。
また今回紹介したブラシは下記記事で紹介しています。
楽しく描くのが一番大切
いかがでしたでしょうか?
今回は下書きから完成までの流れをご紹介いたしました。
描き方や塗り方は様々ありますが、一番は楽しく描くのが大切だと思います。
また、後日チビキャラの描き方をご紹介いたします。
最後までご覧いただきありがとうございました!